こんにちは。自閉症スペクトラムの長女は聴覚過敏があります。また、ADHDの特性も併せ持ち、教室での一斉授業では授業に集中できないことが悩みでした。そのため、特別支援級への入級を希望していたのですが、先日市の教育委員会より来年度からの入級許可の連絡がありました。今回は、長女が特別支援級への入級を希望した経緯や、入級許可の通知までの道のりについてお伝えしたいと思います。
長女は小学5年生の3学期に自閉症スペクトラムと診断されました。
当時の長女は、特に聴覚過敏の特性が強く、普通なら気にならない人の話し声や家電の動作音、車の走る音…身の回りのあらゆる音が不快に感じ、一時期は自宅から外に出ることができないほど精神は衰退。
私は長女と一緒に犬の散歩をして外出への不安を取り除いたり、不快な音の発信源や、その音がなぜ鳴っているのかをその都度伝えたりすることで、音への不安感を取り除くことによって、精神状態は少しずつ安定し、今では一人でジョギングやウォーキングに行くことが趣味になるくらいに回復しました。
そんな長女が中学生になる頃、教室での生徒の動きや先生の動き、生徒のヒソヒソ話の私語、窓の外の様子など、身の回りの色々な事が気になったり、椅子にじっと座ることが嫌で動きたくなったりしてしまうことなどに困るようになってきました。
長女は自分でその特性について調べ、自分はADHDではないかと考えるようになりました。
心療内科の主治医に伝えたところ、「確かにADHDの特性はある」とのこと。
主治医からの言葉で納得した長女は、自分の特性を受け入れることができ、ADHDの特性とどのようにすれば上手く付き合っていけるかについても考えるようになりました。
中学1年生の1学期、別室登校をしていた長女ですが、少しずつホームルーム教室へ行く機会を増やしていくことになりました。
しかし、その中で、先生や友達の話し声が上手く聞き取ることができないことに気付き始めました。
音は耳に入ってきているのですが、ザーっという雑音が聞こえたり、話している人の声がぼやけて聞こえたり、クリアに話している人の声が聞こえていても、頭の中にその内容が残らなかったり…
特に一斉授業では、先生に話している内容を聞き返すことができないですし、休み時間に友達に度々話した内容を聞き返すことも難しい…
そのような状態が不快になり、また、周りに理解してもらえない辛さもあり、精神的にも不安定になりました。
その後耳鼻科を受診し、聴覚情報処理障害の可能性を示唆され、現在日本で数軒しかない聴覚情報処理障害の検査の予約待ちとなっています。
この頃、同時に視覚過敏の症状も現れ、光を眩しく感じることが増えました。
長女としては、学校で授業は受けたい。
でも発達障害の特性が故に、集中して授業を受けることができないどころか、パニックになって泣き出し、教室を飛び出したり廊下でうずくまったりしまう状態。
そんな長女を見て、特別支援級の話をしました。
特別支援級については、次女が小学4年生に入級しているため、長女はどのようなことをするのかを知っています。
次女はLDの特性から読み書きができず、勉強についていくことができないために入級していました。
中学生になったときに漢字の読み書きがどの程度できるかによっては、特別支援学校の高等部も進学の視野に入れています。
しかし、長女は学力はあります。
中学で特別支援級に入級するということは、通常の一般的な入試を受ける高等学校への入学が厳しくなるということになります。
私は特別支援級に入級することの良さを伝えるとともに、将来長女自身がどのような進路を歩みたいかを考えることが最も重要であることも伝えました。
長女は得意な絵を描く才能を生かし、イラストレーターになることが将来の夢。
イラストレーターになるためには、専門学校に行くことが必要になる可能性があるため、高校への進学は必須と言えました。
しかし、通信制高校へ入学しても専門学校へは行くことができます。
そこで、現在の長女の特性と、その特性による学校での困り感、今後の進路について伝えたうえで、特別支援級へ入級したいことを中学校へ伝えました。
中学校からは、書類が渡され、現在の特性や困り感、発達障害や身体障害などの診断名などを記入しました。
その後、中学校で管理職、特別支援教育コーディネーター、特別支援級の担任による面談がありました。
その面談後、市の教育委員会より連絡があり、本人の現状や特性、学校生活での困り感などを、より細かく伝えました。
特に聴覚情報処理障害の可能性により、聞き取りが困難であり、一斉授業では学習ができないことを強く訴えました。
そして約半年後である先日、市の教育委員会より、来年度から特別支援級の自閉・情緒学級に入級が決定したと連絡があったのです。
長女にそのことを伝えると、飛び跳ねて喜んでいました。
ここまで長い道のりでしたが、長女の困っている現状が少しでも周りに認知され、長女が学べる環境が整っていくことが、親としても本当にうれしかったです。
今後は中学校で特別支援級のお試しを経て、来年度4月より入級となるようです。
これからの長女の人生が少しでも明るいものとなるよう、見守り続けたいと思います。
長文になりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

コメント
長女さん、大きな決断をしたね!
大きくなっても大人だって「決断」って難しい。すごいことだと思う!
コメントありがとうございます!
確かに、「決断」することは、とても難しいこと。
でも、その「決断」をしなければ、前へは進めない・・・
特別支援学級の入級については、次女が支援級に入級し、勉強しやすくなったことや、支援級の環境を見ることで、たくさんのメリットを知ったから。
自分の困り感が少しでも解消できる環境が、長女の「決断」を後押ししてくれたのだと思います。
入級後は長女が頑張ってさらにより良い環境を作っていく番です。
自分の気持ちをしっかり伝えることができるように成長できるよう、今後も見守っていきたいと思います。