聴覚情報処理障害(APD)の可能性!?長女の病院受診4

日記

こんにちは。我が家の長女は騒音や雑音の中で話を聞き取ったり、話されている内容を記憶したりすることが苦手で、これまで聴覚情報処理障害の疑いのため、医療機関で検査を受けてきました。先日、最終の検査を受け、聴覚情報処理障害の診断をしていただけたので、その内容についてお伝えさせていただきます。

これまでの長女の聴覚情報処理障害関連のブログ記事はこちら

聴覚情報処理障害(APD)の可能性!?長女の病院受診3

聴覚情報処理障害(APD)の可能性!?長女の病院受診2

聴覚情報処理障害(APD)の可能性!?長女の病院受診

これまでのあらすじ・・・

我が家の長女は、小学5年生の時に不登校になりました。

その原因は、クラスがうるさくて嫌だから。

発達の検査の結果、自閉症スペクトラムの診断を受け、イヤーマフを付けるなど対策をしました。

しかし、突然聞こえる大きな音や、教室やショッピングモールなどで聞こえる複数の人が各々で話すざわざわした声、電化製品から聞こえる動作音など、様々な音が耳に突き刺さるように聞こえるようで、パニック症状が出るようになりました。

中学生になり、「話している人の声は聞こえるのに、言葉が聞き取れない」、「話している人の声がぼやけて聞こえる」、「言葉を聞き取れたとしても、その内容を覚えておくことができず、指示が分からない」と訴えるようになりました。

かかりつけの耳鼻科で相談すると、APD(聴覚情報処理障)の可能性があると言われるものの、その病院では検査ができないとのこと。

その後、市内の大きな病院に紹介状を書いてもらい受診しましたが、そこでも診断をするためのすべての検査が受けられないとのことで、大阪公立大学医学部付属病院の耳鼻咽喉科に紹介状を書いてもらいました。

そして、ついにその受診・検査を受ける日になったので、その様子についてお伝えします。
大阪公立大学医学部付属病院の耳鼻咽喉科で診察してくださったのは、阪本浩一医師。

阪本浩一先生は『当事者ニーズに基づいた聴覚情報処置障害診断と支援の手引きの開発』の研究代表も務めておられます。

まずは、問診の後、どの音域が不快になるかの検査をすることになりました。

検査の結果、通常70~90dBでうるさく感じるのに対し、長女は40dBでうるさく感じることが分かりました。

特に4000Hz以上の高音域は、20dBでうるさく感じるようで、普通の人には考えられないような不快さを感じていることが分かりました。

その他の検査も受ける必要があるとのことで、1か月後に再度受診することになりました。
1か月後、今度は左右の耳の単語や文の聞き取り、早口の音声の聞き取り、雑音下での単語の聞き取りなどの検査を受けました。

検査の結果、文章を聞きとることが難しく、特に長い文章になるとほぼ聞き取ることができないことや、早口で話されたり雑音下で話されたりすると聞き取れないことが分かりました。

そこで、ようやくこれまでの検査の結果も含め、聞き取り困難症(聴覚情報処理障害)の診断をしていただくことができました。

また、長女の場合、聞き取ることにかなりのエネルギーを使い、それだけで疲弊してしまうため、補聴援助システムを使うと良いとのことで、フォナックのロジャーという製品を紹介していただきました。

診察室でロジャーを試着して音声を聞いた長女は、あまりに聞き取りやすいことに驚き、感動し涙を流して喜びました。

長女が今まで人の話が聞き取れないという悩みを理解してもらえず、学校での授業に出たり友達との会話をしたりすることに億劫になっていたことが、この機械で解決できることがあるかもしれない!

そう思い、ロジャーを使うことに決めました。

ロジャーはレンタルもできるとのことで、最寄りの販売店に紹介状を書いていただきました。

診察が終わった後、すぐに販売店へ電話し、来店予約をしました。

長女は早くお店に行きたくて仕方ないようです♪
聴覚情報処理障害については、まだ認知度が少なく、なかなか理解してもらえない障害です。

そのため、聴覚情報処理障害について診断してもらえる病院は日本全国でもまだ少なく、また耳鼻咽喉科の医師でさえもまだ知られていないこともあるようです。

もしかすると、ご自身やお子さまが聴覚情報処理障害であることに気付いていない方もおられるかもしれません。

『当事者ニーズに基づいた聴覚情報処置障害診断と支援の手引きの開発』のホームページでは、聞き取り困難症・聴覚情報処理障害(LiD/APD)について詳しく書かれているのでご覧いただければと思います。
『当事者ニーズに基づいた聴覚情報処置障害診断と支援の手引きの開発』の公式ホームページ
長女はまだ、自分の耳の障害について知ったばかり。

やっとスタートラインに立てたところ。

また、長女は自閉症スペクトラムの特性からの聞き取りづらさも持ち合わせています。

次は、これらの障害に向き合い、生きづらさを少しでも楽にしていくためにはどうすれば良いかを考え、行動していかなければなりません。

また、今後の様子についてもブログで発信していこうと思いますので、よろしくお願いします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

<<前の記事へ

コメント