こんにちは。自閉症スペクトラムの長女は先の見通しがつかないことが苦手で不安を感じます。また、聴覚過敏があり、大きな音はもちろん、小さな音でも気になってしまい、複数の人が各々で雑談しているような音もとても不快に感じてしまいます。そんな長女のふとした成長を感じたエピソードを書きたいと思います。
自閉症スペクトラムの長女は、先の見通しが立たないことが苦手で、とても不安を感じてしまいます。
学校行事はもちろん、日々の学校生活においても、移動教室や授業の内容、先生や友達の言動など、すべてが長女にとって先の見通しが立たないことです。
それに加え、思い込みも激しいので、「学校に行くと嫌なことがたくさんある」という固定観念にとらわれてしまいます。
特に長女は聴覚過敏に特性が強く、大きな音はもちろん、人のヒソヒソ話す声や複数の人が各々で雑談するような音も不快に感じてしまいます。
そのため、大勢の人が毎日違った言動をする学校という環境は、長女にとって恐ろしい場所という固定観念ができてしまっていました。
しかし、勇気を出して学校に登校してみると、別室登校の教室では、同じ別室登校の子達と話をしたり、別室教室担当の先生やスクールカウンセラーの先生と話をしたりすることが楽しいようで、帰宅した長女は楽しそうに学校であった話をしてくれることもしばしば。
そのような長女の様子から、長女にとって、最大の敵は、学校の環境だけではなく、長女が固定観念をもっていることと、その固定観念に気づいていないことだと私は感じていました。
ところが、ある日の朝、長女が朝食を摂り終えて登校の準備をしていた時のこと。
「あー、なんで朝、学校に行こうとすると怖くなるんやろ…。学校に行ったらそんなに怖くないのに…。」
と長女がつぶやいたのです。
長女がこんなことを言ったのは初めてだったので、私は「そんなことを感じることができたんや。すごいなぁ!」と、その発言をすかさず褒めました。
褒めたうえで、次のことを伝えました。
・「朝、学校に行くと怖い」と思っていること自体は悪いことではないということ
・しかし、「朝、学校に行くと怖い」と思っていることは未来の予想であり、現実にまだ起こっていないことであること
・「学校に行ったらそんなに怖くない」と感じたことは、本当に経験したことであること
・未来の予想と本当の経験に違いがあることに長女自身が自分で気づけたことが素晴らしいということ
中学1年生の長女ですが、少しずつ自分の考え方の癖に対する気づきが見られることが出てきました。
自分が思い込んでいることが実際に起こるわけではないということ。
そして大事なのは、実際にそのことを経験して思い込んでいる内容とは違う結果になったこと。
今回の場合は、これらのことに気づくことができたのです。
長女の場合は、何事も悪い方へ考えてしまう傾向にあります。
それ自体は悪くないですし、生きるためにはとても必要なこと。
ですが、思い込みで止まってしまうのではなく、実際に自分で体験して自分自身で感じ取ることも大切なことなので、今後もこのような気づきが経験できるといいなと思います。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


コメント
私も長女さんと似たようなところがある。皆違うから「同じ」とは言えないけど、共感できるところがあるよ!
いま私は「一旦、立ち止まる」ことを頑張ってます。不安でいっぱいになっても、そのまま不安と一緒にいる。めっちゃ苦しいけど…。
長女さんのことも応援してます!
コメントありがとうございます!
自分が困っていること、苦しいと思っていることを少しでも共感できる人がいるということは、とても心強いことです。
不安と一緒にいること、とても辛いですね。
長女も不安が多かったですが、自分の考え方の癖に気付き、向き合うことができて、一歩成長したように感じています。
長女への応援、ありがとうございます。
あんすさんのことも応援しています!